Front Plate ~ 微速前進

日常を言葉にするためのブログ

【映画】シンゴジラ

 

ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ

ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ

 

 まさかのロングラン上映に感謝し、遂に見ましたシンゴジラ

ネタバレを避けようとここまで生きてきましたが、避けきれない流れ弾もある中でなんとか鑑賞してきました。

非常に濃厚な2時間であっという間に終わったという印象。映画自体も変なとこで尺を取らずにドンドン進んでいくのが見てる側としても非常に気持ちよく。エンターテイメントとしてまず素晴らしい映画だったと感じています。

見終わった後に色んな方の感想なんかも聞いたのですが、人によって見方や意見側と違い、そこを取っても面白いと思いました。

違いが出ていた部分としては、総理の意思決定の部分。私は最高とは言えないかもしれませんが、最善の政府対応を取り続けていたと鑑賞中思っていました。どうなんだ?どうなんだ?と総理は右往左往していましたが、最終的にはしっかり決断していたと。しかし、この部分を取って人に聞かないと決断できてない微妙な総理というような感想もあり、それぞれが生きてる社会の意思決定スピードによって違った感想が出るんだと感じました。劇中の意思決定が十分満たしていると感じた自分なんかはサラリーマン社会に生きている遅い側の人間なのかもなと少し反省したり。自分の当たり前を当たり前にしないという意識はいつでも持たないといけないなと改めての自戒です。

 

多くの人達にとって、それぞれの生活に関係するシーンが登場する映画だったんではないかと思います。只々、避難する人、中枢側として働く人、デスマーチさながらの仕事をしてる人、研究者、エンジニア、描かれはしない部分でも多くの人間が関わって、未曾有のゴジラという災厄に立ち向かっている日本人がいたんだということ。一人の英雄がゴジラを倒すのではなく、日本国民全員が立ち上がることで初めて、ゴジラに立ち向かえるということ。

英雄から市民へ、市民が日本を救いました。じゃあ次は?という期待がどうしても生まれてしまいますが、そりゃもちろん庵野監督が描く次のエヴァにその後が描かれるのではないかと期待せずにはいられません。

3・11の後にシンゴジラで描かなければ先へ進めなかった庵野監督が次に描く世界が私はとても楽しみです。